幸福度1位の国は子供に家事をどう教えてる?日本が子供に今から取り組むべき教育は家事力!

家事力

こんにちは!mukiです。

前回は
家事も歳を取る!家事を鍛えることで、いつまでも心身ともに健康な人生が送れる。
についてお話ししました。

今回は
幸福度1位の国は子供に家事をどう教えてる?日本が子供に今から取り組むべき教育は家事力!
についてお話しします。

コロナが始まってから3年目に入りました。
廃業や失業、戦争による物価の上昇、新しい生活様式などずいぶんいろんなことが大きく変化しました。

イエゴトさん、
そな中でも2年連続世界幸福度ランキング1位を獲得した国がありますが、どこの国かご存知ですか?
こんな大変な時でも幸せだと思う国がありますね。

そうなんです。
それは、北欧の小国フィンランドです。
最近では34歳の若い女性首相が女性中心の新政権を作ったことで世界の注目が集まっている国でもあります。

こんな大変な時にもかかわらず幸福度1位というのはこれからの時代を生きていくのにきっと習うべき習慣があるに違いありません。

幸福度が高い国フィンランドの家庭の家事に対する考え方や子供たちが家事にどんな取り組みをしているのか覗いてみましょう。

この内容を最後まで読むことによって自分の幸福度をあげられるヒントを見つけられます。
是非参考にしてください。

幸せな国の社会事情

フィンランドは女性の社会進出率が高い国で、日本と比較してみるとフィンランドは73%に対し日本は65%、日本とフィンランドの差は育児などをきっかけに女性が仕事から離れることが原因とも言えます。

フィンランドは男女平等を100年かけて世界トップレベルに実現した国で、この男女平等は近年フィンランドが経済的、社会的に発展した重要な鍵だとも言われてます。

結果的に男女平等の社会が幸福度に影響するとも考えられますね。

その他、幸福度2位のデンマークは女性の労働参加率は70%、働く母親の割合が82%で、フィンランドと同様女性の社会進出率は高いことが分かります。

幸せな国の家事の事情

フィンランドは先にも述べたように、半世紀前から女性の社会進出が進んでいることで、家の家事を両親ともに行うことを小さい頃から見てきています。子供たちが家事を手伝うのが自然に出来るような環境とも言えます。

そして、中学1年生から実践を重視する家庭科の授業があり、料理だけではなく食卓のセッティングやお掃除、食器洗いなどすぐ使えるスキルが身に付けられる教育を行っており、家庭で実際使えることで子供たちの身につく仕組みになっています。

また、高校卒業後に1人暮らしが出来るような社会環境も整っているので、早くから家事全般が出来るようになり、結婚して共働きの家庭になっても家事を分担して行うことが可能な姿勢になっているわけです。

また、デンマークでも家事シェアリングと言ったお互いの得意分野に合わせ担当を分けるやり方で家事をうまく行い、円満な家庭を築いているようです。

子供に家事を教える

子供に家事を教えることで得られることはいっぱいあります。

人の役に立つことで自身にも繋がり、自尊心を育てることにもなります。料理や掃除の手伝いは段取りを考えたり手先を使うことで頭の発達にもいい影響を与えます。

自分で作った料理を美味しく食べることで好き嫌いもなくなったり、自分のモノを片付けることで探すものがすぐ見つかり忘れ物も減ります。

また、親子が触れ合うことで愛情たっぷりの時間が過ごせます。いいこと尽くしですね。

年齢別の子供が可能な家事

家事といっても何もかも子供に教えるのは正しくありません。その年にできることや範囲があります。

また、成長はみんなそれぞれ違うので次の内容を参考しながら、少しずつ進めて、できることを増やして行きましょう。

2〜3歳

・少し助けてもらい自分の歯を磨く
・グラスに水を入れていっぱいにする
・汚れたおむつをゴミ箱に捨てる
・汚れたスプーンを食器洗い機に入れる
・食事に必要な小物をテーブルに持って行く
・手を洗って乾かす
・汚れた服をかごに入れる
・少し手伝ってもらって自分のおもちゃを片付ける
・少し手伝ってもらって服を着る

4〜5歳

・浴槽で遊んだおもちゃを取り出し、バスコルクを引き出す。
・一人で服を着る
・皿や調理器具をテーブルに持って行く
・自分の服を洗濯かごに入れる
・食器洗い機から調理器具を取り出し、元の場所に戻す
・食べ終わったお皿を片付ける

6歳

・夕食後テーブルを拭く
・自分の汚れた皿とコップをシンクに持って来る
・お母さんの見るところで髪を洗う
・ショッピングカートに物を入れ、軽い食料品の袋を持てくれる
・車から食料品を取り出すのを手伝う

7〜9歳

・シンクとバスタブを洗う
・辞書で単語を探す
・一人で自分の髪を洗う
・サンドイッチを作り、お弁当を用意する
・居間のほこり掃除
・テーブルを片付けてふく
・自分の部屋を掃除する
・床を掃く
・食器洗いを手伝う
・きれいな服を折りたたんで片付ける
・夕食の準備を手伝う
・ごみを出す
・自分のお小遣いの管理を開始
・次の日のために自分のの服とランドセルを準備する

10〜12歳

・簡単な食事を準備する
・洗濯機と食器洗い機を使用する
・食料品店で価格を比較し、小さな計算機で差額を計算する

子供に家事を教えるとき大事なこと

子供に家事を教えるとき必ず気を付けなくてはいけないことがあります。

それは、大人もやりたくないと思ったり、ハードルが高い家事は無理して子供に押し付けることは、絶対やっては行けないことです。逆に、家事が嫌になる可能性が高くなるからです。

家事をやるときは大人も子供も楽しく出来るような工夫をして行いましょう。

例えば、こどもが好きなお決まりの歌を歌ってみたり、音楽を付けてみたり、行動出来る楽しい仕掛けがあったらいいですね。

そして、家事はさせるのではなく子供に助けてもらうと言う考え方を持たないといけません。

大人が家事を行うとき、こどもにありがとうと言われたら「あ、家事が大変なのをわかってくれてるんだ」と嬉しいですよね。

こどもが家事を手伝うときは必ず「ありがとう」と「助けてもらってる」ことを忘れずに自覚しましょう。

まとめ

家事は一人で住もうが、家族で住もうが、世界のどの国でも悩んでるもので、その悩みを解決するためにはそれなりの工夫が必要です。

悩みをわかっていながら何もしないのは、瘦せたいと思いながらダイエットするための努力をしないことと全く同じです。

日本社会で女性の社会進出が増えていることは事実です。そして、近年日本は色んな場面で先進国として遅れをみせている状況です。

今だからこそ幸せな国が実践している、家事の初期教育や役割分担などを試して見るのはいかがですか?
せっかくならば、助け合いながら楽しい毎日を過ごす幸せな人生にしてください。

変化なしで発展はありません。
何にもしないことは失敗より得るものがありません。
新しい事に挑戦することはリスクはありますが
成功事例があるならやらないともったいない!

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