こんにちは。mukiです。
前回は
「もう家事力は女性力と言わない!家事力のイノベーションはジェンダーレスからはじまる!」
についてお話ししました。
今回は
「家事も歳を取る!家事を鍛えることで、いつまでも心身ともに健康な人生が送れる。」
についてお話しします。
「今まで普通にできてた家事が急に苦手になった」「洗い物は絶対残さなかった自分がいつの間にか次の日に越してしまった」「ゴミ出しを毎回忘れて、一ヶ月以上そこにそのまま」の時ありませんか?
気づいてないですが、実はそれ、家事が歳を取ったからです。
「家事が歳を取る?初めて聴いた」と思う方はこの内容を最後まで是非読んでください。
健康な家事のために自分は何をするべきか?どう変わっていくべきか道しるべになるような内容になっています。
少しでも参考にして頂き、思い通りの楽しい人生を手に入れてください。
家事も歳を取るってどういう意味?
「家事も歳を取る」という言葉を聞いたことはありますか?
そうなんです。
家事が歳を取るという言葉の定義は家事を行っている人が歳を取ることによって思うように動けなくなり、いつも行っていた家事がいつものようにできなくなることを言います。
家事は家事を行っている人と同じく歳を取ります。また、面白いことにライフスタイルによって歳の取り方も人それぞれ違います。
出産の時期やお子さんが何人いるか、職業、ご主人の協力の頻度によって精神的、体力的疲労が変わって来るので家事の歳を取る形もみんな違って来ると言えます。
もう一つ分かりやすい例としては、家の大半の家事を行っている女性の誰もが目の当たりにする更年期障害がその一つと言えます。
女性の方一人一人の健康状態によって訪れる時期や症状が違うように家事ができなくなる時期や度合いもみんな異なります。
家事代行で伺っているお客様40代〜60代の方がほぼ体調不良、もしくはやる気が全く出ない理由でサービスを利用していて、家の掃除がほぼできなく食事の準備だけは何とかできている場合が多いです。
今は1人暮らしの男性の方も多いですね。
男性の更年期障害もあるので男性の方も例外はありません。
家事が歳を取るとどうなる?
では、家事が歳を取るとどうなるのか、ダイエットと同じく考えてみましょう。
乱れた生活習慣により体重が増えて来ると色んな悩みが出てきます。
まずは健康の問題です。少し走っただけで息がきれたり、体の重さで膝が痛くなったり、糖尿病、高血圧、しまいには健康診断で「このままじゃ何年しかいきられませんよ!」と宣告されるときもあります。命の危機にさらされたら人は何とか動き始めます。
また、見た目が気になり人と会うことが少なくなったり、体に合う服がないため新しい買い物で支出が増えたり、家で過ごす時間が増えて体を動かす機会が減り思うように瘦せれなかったり、テレビのようにダイエットの神様が降りない以上は瘦せることは難しいと思います。
60歳、70歳になっても健康に生きるためには若い時から正しい生活習慣を持つことが大事になってきます。
正しい生活習慣は体を太りにくくします。
家事もダイエットのように正しい生活習慣とやり方を見つけることによって、歳を取り体力が少し落ちても、いつもと同じく家事をこなせるような状態が維持できます。
家事ができなくなると色んなところで問題が発生します。
料理をして食事を取ることができないと栄養面で問題が発生します。特に食事は歳を重ねるにつれて認知症や健康寿命とも深い関係があるため、家事の中でもっとも大事な作業になります。何とか食事は出来るようにしたいですね。
また、洗濯、皿洗い、ゴミ出しなども虫や菌を取り除くことで病気を予防することができるので、部屋をキレイに保つことは衛生面で大事な作業になります。特にこのコロナ禍では部屋のお掃除ができなくなることは自分の身をを守れなくなる事でもあります。
そして、家事は人とのコミュニケーション問題にも大きく関わることがあります。近所付き合いで人の家に招待されるときがあります。「家が片付いてないから自分だけがいつも呼べないな」と思ったら負担になり、人との交流が思うようにできなく減ってしまうこともありますね。
いつも気にせずに行っていた家事が歳を取ることによって、このように色んなところで支障が出るなんて、真剣に考えたことはあまりないと思います。
正しい家事の生活習慣は健康な体を作れる、病気になりにくくなる、また、人との交流も増え楽しい日常が過ごせます。いいこと尽くしです。
家事の正しい生活習慣と自分にあった方法
では、いつまでも心身ともに健康に過ごす生活のために家事の正しい生活習慣は何があるか見てみましょう。
家事を行いながら知らずにいつもやってしまう習慣があると思います。
例えば、モノを減らすつもりが場所を変えただけ、洗い物で腰が痛いのに姿勢を変えない、定位置と決めた場所が不便なのにずっと使っているなど心当たりはありませんか?
気づいているのに、改善できてない習慣がゆくゆくは今までできてた家事が急にできなくなるメカニズムになります。
このように自分がやりがちな行動をいくつか書いてみます。そこで解決方法を波のようにあふれているSNSの情報の中で探します。
インスタ、ブログ、YouTube、TikTokなど自分が好きで飽きないところで探して試してください。
私が考えてる知らずにいつもやってしまう習慣の対策は次のようです。
自分に合うな〜と思ったら是非ご参考ください。
モノを減らすつもりが場所を変えただけのとき
モノを減らしたいとき一番大事なことは、減らしたいモノを家から出す事です。
必ずゴミ袋を隣に準備して行ってください。
一つの袋に全部まとめて後から、人にあげるもの、紙類、プラスチックなど分別でも大丈夫です。ただし、分類作業はその時にすぐ行ってください。
洗い物で腰が痛いのに姿勢を変えない
家事を行いながら体の痛みを感じることは、姿勢が悪いか家事を行う場所に問題があります。
洗濯、洗い物、掃除機掛けなど自分は気づいてないですが、前かがみになって背中の筋肉で立っている状態が続くときやつい肩に力を入れてしまうときがあります。
この場合は同じ姿勢で毎日家事を行っているので、体が痛くなることも無理はありません。
私が家事代行を行いながら使っている疲れにくい方法の一つを紹介すると、それは背中ではなくお腹に力を入れて家事をすることです。
慣れるまで少し大変ですが、意識しながら試してみてください。
癖になると腹筋をするような効果も得られます。
また、キッチンのシンクが高い、洗濯機が深い、洗濯を干すとき作業大変など家事を行う場所が合わないときは足元を少し高くする踏み台を準備したり、洗濯かごを椅子に乗せたり体の負担を減らす工夫をしてみてください。
定位置と決めた場所が不便なのにずっと使ってる
鍋やフライパン、ざるなど使う頻度が高いものは取り出す、しまう、の動きがなるべく少ない方が理想です。特にキッチンのお料理のときは毎日無駄な時間を使ってしまうとストレスになりやすいので、なるべく1回か2回のアクションでモノが取り出せるように場所を変えることが必要です。
実際あった例としては洗面室のドアが半開きでいつもぶつかり、知らずにストレスを感じていたのにも関わらず、その原因を取り除くことなく何年も過ごしてしまうケースもあります。
ここで注意することは体が慣れてしまうことで発想も固まってしまうことです。
結構ドアが開かない原因は後ろにあった洗濯かごが大きかったためでした。
場所を変更しただけでドアは全開できストレスも軽減できました。
家事にストレスを感じるときはそこでいいのか疑って発想を転換することが大事です。
まとめ
もし、「いまもう動けないくらい家事が歳を取ってしまいました」と言う方は
一人で悩まずに周りの力を借りて一人でできるような状態にして行きましょう。
家族や友達、又は家事代行を積極的に使って早めに家事の健康を取り戻すことが大事です。
そして、更年期障害は必ず病院へ行って治療しましょう。
ホルモンバランスによりうつにもなりやすいので治療無しでやる気を出すことがなかなか難しいことが現実です。
家事が歳を取ると言うことは家事が思うようにできなくなることです。
体を健康に保つために運動、食事、睡眠などいろんな所に気を使っているように、
家事も健康に保つために若いうちに準備して置くことをお勧めします。
整理収納、簡単な料理方法、掃除の仕方など色々試して自分にあったやり方を見つけて置けば、家事が歳を取ってもいつまでも楽しい理想の生活が送れます。
変化なしに発展はありません。
歳を取ることは誰にでも訪れることです。
未来のために今を理解してしっかり準備すれば
思い通りの理想の生活は必ずできるはずです。
次回は
「幸福度1位の国は子供に家事をどう教えてる?日本が子供に今から取り組むべきの教育は家事力!」
についてお話します。
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